デンマークの家具
北欧家具は北欧で作られた家具のことを言いますが、北欧にはいくつかの国があります。
代表的な国ですと、スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどです。
そしてそれらの国で作られる北欧家具にはそれぞれ特徴があるとも言われています。
国によってどんな特徴があるのでしょうか。
北欧家具の生産が盛んな国はデンマークです。
デンマークといえば、コーア・クリント。
デンマーク近代家具デザインの父とも言われています。
その他にもアルネ・ヤコブセンやハンス・ウェグナーといった有名な北欧家具デザイナーがいます。
デンマークの首都・コペンハーゲンはデザインの聖地とも呼ばれるだけあって、この様な素晴らしいデザイナーを数多く生みだしているのです。
デンマークの街並は建物もデザイン性に溢れていて、建物の中に入ればインテリアも素敵な雰囲気を持っています。
みなさんにも割と馴染みのあるのは北欧の雑貨では無いでしょうか。
雑貨はとても素敵で可愛らしいデザインがたくさんあり、日本でも人気な様です。
そういった素敵な物が街中に溢れ、日常生活に当たり前の様になじんでいるのです。
素敵な国だと思います。
デンマークは全てにおいて美しい国と言える様な気がします。
そんなデンマーク北欧家具の特徴はシンプルです。
デザインの父コーア・クリントがもっとも大きな影響を与えたとされています。
コーア・クリントは北欧家具に対して一般庶民が買うことができるという考えを持っていた様です。
デザインを優先しすぎない
あまりデザインを優先すると一般の人には取り入れづらい上に価格も高額になってしまいます。
デザインではなく、それよりも機能性、人々の生活を重要視して北欧家具を作っていたとされています。
コーア・クリントの教えを受けた弟子たちもその教えを守り、シンプルであり機能性の高い北欧家具を多く作り出したとされています。
1950~1970年代のデンマークの家具は特長がないのが特長だといわれているそうです。
面白いですね。
大きな特徴のないシンプルが特徴なのです。
この時代のデンマークは住宅事情も良くなかったという事で、狭い部屋でも効率よく使える機能がより重視されていた様です。
北欧家具には機能的に優れているとはいえ、この頃のデンマークはさらにそういった事が大切だったのでしょう。
デンマークの家具の特徴はもう一つあります。
それは素材です。
デンマークの家具にかんしてはチーク材とローズ材が多く使われているそうです。
チーク材やローズ材はデンマークには自生していないのですが、デンマークはもともとバイキングの文化があり、造船が盛ん、その造船の技術はチーク材やローズ材に強度があり、水に強いということを知っていたのです。
自生していない木材を使うというところにこだわりが感じられます。
東南アジアから輸入をして使うということは素材にこだわっていた証拠です。
水に強く、加工がしやすく、害虫にも強いこの素材は長い間愛されるべき北欧家具にはぴったりの素材です。
チーク材は長い年月を経ることで褐色が増し、とてもいい風合いが出ると言われています。
耐久性も高く、家具には最適の素材だと言われています。
ローズ材に関しても木に含まれるバラのよい香りを漂わせるし、磨けば美しい光沢の出る上質で上品な素材です。
デンマークの家具職人たちがこだわりたい理由が実際のデンマークの家具を見るとわかる事と思います。